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私たちに関しては

プシェミシル日本文化センター、ポーランド・日本基金「大和」はイガ・ジョホフスカと小川敦子の発意によって創設された。当時の小野正明 - 在ポーランド日本国大使ご列席のもと、2004年2月27日に正式に開所。 開所式典で同大使は「プシェミシル市はEUヨーロッパ連合の端に位置するという地理的条件からも当地域にとってこの日本文化センター開所の意義は大きいものになることは間違いない」と強調されました。

当センター創設は長年に渡ってのポーランドと日本両国の女性の友好協同活動の成果である。イガ・ジョホフスカは桜咲く国の、特に伝統文化に魅了され、小川敦子はショパンの音楽に惚れた。二人でもって150以上のコンサートを企画・実施。それが茶道お手前、日本のファッション、 武道、折り紙、創作手まりその他、日本ならではのいろいろな文化紹介へと広がっていった。それが大規模な日本文化デー開催につながり、2002年7月17日に第一回めの日本文化フェスティバル「日本の夏風」を開催、以降このフェスティバルは毎夏の恒例開催行事になっている。

当日本文化センターは古き、また新しい日本と「触れ合う」好機を提供しているが、それにとどまらず日本からのフェスティバル参加アーティストや客人たちにプシェミシルやこの地方を紹介する役割も果たしている。この「桜咲く国」に対する非常に大きな情熱から命ぜられた仕事は遅かれ早かれ、プシェミシル市民がポーランドにおいて「小さな日本」をこの地に創建可能であると信ずる原因となるであろうとイガ・ジョホフスカは確信している。

当センター所在地は同市グロツカ通り一番地。センターの東洋風ウィンドーのディスプレイは道行く人々の足を 停めさせている。ポーランド内外に住む日本人の来訪も少なくない。また、各学校からの多くの若者や子供たちのグループが日本語をはじめとする幅広い日本の文化をここで学んでいる。また日本文化に魅了された人々の当地での 各種ポーランド・日本クラブ設立に向けての情報提供にも応じている。イガ・ジョホフスカがこれまでにこの町に招いた日本人は数多。彼らは皆この町の魅力、その歴史や美しいたたずまいや素晴らしい旧跡を讃える一方、センターにとって不可欠の、果たすべき真の役割の為に今後の貴重な提示・提供や協力を申し出。

イガ・ジョホフスカの願望に「茶室を含む日本庭園建設」及び「才能ある若いアーティストへの支援」がある。この日本文化センターの活動はポーランド、ヨーロッパ、そして日本に住む日本人にプシェミシルをはじめとする ポドゥカルパツキ県を紹介する絶好の機会であるという事実を嬉しく思うものである。